子どもがいる。特別なスキルもない。転職回数も多い。「私がフリーランスになるなんて、きっと難しい」。そう思っていた有田はなさんは、0歳の子どもを自宅で育てながら、複業への一歩を踏み出しました。

入会から約2ヶ月で、月5万円、10万円と収入を伸ばし、9ヶ月後にはフリーランスとして独立。現在は複数の会社と業務委託契約を結び、会社員時代の約2倍の月収を得ています。

でも、はなさんが手に入れたのは収入だけではありません。「仕事をこなす」のではなく、「自分のキャリアをつくる」。働く場所も、時間も、仕事も、自分で選べるようになるまでのお話を聞きました。

はじまり「私にフリーランスなんて、
無理かもしれない」

サロンに入る前のはなさんは、これから始まる育児と仕事をどう両立すればいいのか、悩んでいました。

会社員として何度か転職を経験したものの、「これが私の強みです」と人に言えるようなスキルが見つからない。仕事の探し方も、フリーランスになる方法も分からない。

「当時は、月に10万円稼ぐことさえ無理かもしれないと思っていました」

そんなとき、クラウドワークスで偶然、占いの仕事を受けます。「占いで副業をしている人って、どんな働き方をしているんだろう?」。気になって検索した先で見つけたのが、複業サロンを運営する林知佳でした。

オンラインで実際に話してみると、無理に入会を勧められることも、都合のいい未来だけを語られることもなかったそうです。

「ちかさんの誠実な人柄に触れて、“この人に頼ってみたい”と思ったんです」

そのとき、はなさんの腕の中には、生後4ヶ月の娘さんがいました。娘さんをあやしながら話を聞き、その日の自分の判断を信じて、サロンへの入会を決めました。

動いてみる「できるかも」と思ったことには、
まず手を挙げた

入会後、はなさんはポートフォリオをつくり、案件に応募し、noteでの発信を始めました。最初から明確な正解が見えていたわけではありません。それでも、「少しでもできるかもしれない」と感じたことには、とにかく挑戦しました。

「経験値を増やすために、アクションしまくっていた気がします」

複業サロンの中には、実際の仕事につながる募集もあります。一般の求人に応募するよりも、普段から関わりのあるサロン内だからこそ、手を挙げやすかった。そこで得た仕事や人とのつながりが、その後のキャリアを広げていきました。

noteでの発信にも挑戦しました。毎日投稿を続けるちかさんの姿を近くで見て、「自分もやってみよう」と思えたのだそう。

「結果的に毎日投稿はできなかったけれど、それでも、自分の気持ちや経験を言葉にする癖がつきました」

続かなかったから失敗、ではありません。一度やってみたことで、自分の中に残ったものがある。それも、はなさんが一歩ずつ積み上げてきた大切な変化でした。

変化月5万円、10万円。
そして9ヶ月後、フリーランスへ

0歳の子どもを自宅で育てながら始めた、ゼロからの挑戦。入会から約2ヶ月で、月5万円。そこから月10万円へと、少しずつ収入を伸ばしていきました。

そして入会から9ヶ月後、フリーランスとして独立します。現在の月収は、フルタイムの会社員として働いていた頃の約2倍です。

以前は「月10万円でも無理かもしれない」と感じていたはなさんが、自宅で子どもを育てながら、自分で仕事を選び、会社員時代を超える収入を得られるようになりました。

もちろん、突然すべてが変わったわけではありません。ポートフォリオをつくる。発信する。応募する。手を挙げる。目の前にある小さな行動を積み重ねた結果が、現在の働き方につながっています。

有田はなさん 仕事が“自分のもの”になった。
「こなすだけ」の仕事ではなくなって、自分のキャリアに誇りを持てるようになった。

働き方「こなすだけ」の仕事が、
自分のキャリアになった

現在、はなさんの働き方はフルリモート、フルフレックス。東京以外の地域に住みながら、さまざまな会社と出会い、複数のクライアントと仕事をしています。働く場所に縛られなくなったことで、選べる仕事の幅も大きく広がりました。

けれど、一番大きく変わったのは、仕事に対する気持ちだったと話します。

会社員時代は、仕事に対してほとんど熱意を持てずにいました。「責任のない仕事で、それなりに8時間こなして、月20万円くらい稼げたらいい」。そんなふうに考えていた時期もあったそうです。

ところが現在は、これからどのようなキャリアを築いていくのか、自分自身とまっすぐ向き合っています。

悩むこともある。それでも、その悩みは「どうでもいい」と仕事を手放していた頃のものではありません。もっとよくしたい。自分の仕事として育てていきたい。そう思えるようになったからこその悩みです。

これから過去の自分と同じように、
悩むママへ

現在、はなさんは複数のクライアントと仕事をしながら、新しい挑戦も始めています。それは、「在宅ワークに挑戦したいけれど、何から始めたらいいか分からない」というママを支援する、オリジナルサービスです。

かつてのはなさんも、「ママだから」「子どもがいるから」「自分には特別なスキルがないから」と、たくさんのことを諦めかけていました。だからこそ、その経験を、今度は誰かのために使いたいと考えています。

「“ママだからキャリアを諦めるしかない”“できないのは仕方がない”という思いから、一人でも多くの方を解放できたらと思っています」

会社員として働いていた頃には想像できなかった、自分自身のサービス。自分の経験が、誰かの次の一歩を支える仕事へと変わり始めています。

伝えたいこと「あの日の自分の行動力に、
今も感謝しています」

これから複業を始めたい人、働き方を変えたい人へ。はなさんは、こう伝えます。

「自分にはできない、家族や子どもがいるから仕方がないと、諦めてきた人にこそチャレンジしてほしいです」

何かを始めようとすると、不安になります。怪しいかもしれない。自分には無理かもしれない。行動しても、何も変わらないかもしれない。

はなさんも、最初から自信があったわけではありません。生後4ヶ月の娘さんを抱き、泣く子どもをあやしながら話を聞いた、あの日。その小さな選択から、今の働き方が始まりました。

「私は、あの日の自分の行動力に今も感謝しています。怪しいな、どうせ変わらないかもと思っていても、アクション自体には価値があるはずです」

悩んでいるだけでは、今の状況はなかなか変わりません。完璧な準備が整ってからでなくていい。自信がついてからでなくてもいい。

変わりたいという気持ちがあるなら、まず一度、動いてみる。その小さな一歩が、数ヶ月後、数年後の自分を、思いもよらない場所へ連れていってくれるのかもしれません。